ALLIÉ (アリエ) @ 麻布十番

イントロ

『~あたりまえの事をあたりまえに~

シェフ原島の料理への想い
旬の食材を確かな技術と理論をもって表現し、本質的な料理の美味しさを追求していきます。
おまかせのコースでは日本が誇る素晴らしい食材や生産者の方を敬い、
食材の“はしり”、“旬”、“名残”
といった四季の移ろいを表現すべく、料理の内容は少しずつ日々変化していきます。

「仲間」や「同盟」などの意味をもつフランス語の“ALLIÉ”を屋号に名付けました。
これまでお世話になった先輩や同僚、お客様や業者の方々、全ての方がいてくれたからこそ、
我々の今と未来があると考え、これからも人とのつながり、 絆を大切にしたいという意味を込めました。』
(公式HPより。http://allie.red/)

麻布十番にあるビルの4階にのぼって、エレベーターを降りると、薄暗く何ともシックな空間が広がります。

コンセプトは何かちょっと難しいけど、要は、
・その季節の食材を高度な技術と知識で提供する
・お店が関わる人との絆を大切にする
ってことですね。

コンセプトを大事にした。素敵な体験に対する期待が膨らみます。
今日も美味しい料理とお酒に期待です。

アミューズ ブーシュ

シャンパーニュで乾杯。ブラン・ド・ノワール。この発泡感を味わうといつもここから料理を楽しむモードに入れます。ミネラル感たっぷりで多少タンニンも感じあり。幸先のよいスタート。

サツマイモのチップス、フォアグラ、サツマイモのクリーム。コーヒーの粉。サツマイモのクリーミーな甘みとフォアグラの甘みと旨味の混在が美味。コーヒーの苦みも感じ、ただ、甘い、旨いだけでなく苦いもある。こういう味覚はしっかりしたレストランに来ないとなかなか味わえないですね。

アミューズ

ラ・フランス、鴨の生ハム、アンティーヴ。鴨の旨味とラ・フランスの少し主張を抑えた甘さが好印象。アンディーヴの苦みがそれらの味を丸くします。こういう肉の旨味と生の果実の甘さの組み合わせって好き。

前菜

プロヴァンスのロゼ。ロゼなのにイエローゴールドを混ぜたようなピンクでした。
ここで事件。フルコース+ワインのペアリングで予約したのですがやたらと何か飲みますか?って聞かれるので「お皿に合わせてもってきてください」というと、「じゃあ、ペアリングにしますか?」とな。。。いやいや、最初からそういう風に予約してるじゃないですか。。。この価格帯のお店でそれはだめじゃないですか。。。お客様との絆はどこ行ってん(初来店ですけど、笑)!コンセプトはどこ行ってん(これはグーの音もでないはず。)!!

塩麴でマリネした真鯖、蕪と蕪のムース、柚のペースト、下仁田ネギ。鯖は脂も乗っててかつ火入れも最高。どの組み合わせも好きだったけど。蕪の味と滑らかな舌触りが心地よいムースとの相性が印象深かったです。

パン。普通のパンでした、笑

左はバター、右は固形のオリーブオイル。こちらもそこまで印象に残らず。

ブルゴーニュの白。シャルドネ。輪郭がキリっとしっかりしており、果実味もある。こういう白好きです。

白子のポワレ、菊芋のピュレ、トリュフのヴィネグレット(フレンチドレッシング)、白トリュフのスライス。白子は表面に油分の少ない衣がついていて、ブラッセリートモのよりこういうライトな衣の方が好み。白トリュフと一緒に口にいれると白子の旨味と塩気と、トリュフの香りで口腔、鼻腔が満たされます。お酢のソースって正直あまり好きではないのですが白子の塩気とこのソースの酸味はめちゃくちゃ好きです。こういう自分の好き嫌いを覆す体験ができるのもちゃんとしたレストランにくる楽しみになりますね。

魚料理

シャルドネのシャンパーニュ。ブラン・ド・ブラン。ここでシャンパーニュなのか、と思ったけど魚料理のソースに海苔を使っていて、海苔の風味って主張が強くて、ワインと合わせるのが結構難しいそう。シャンパーニュの発泡感が海苔の癖上手く合うのだとか。合わないパターンも家で研究して再度トライしたいところ、笑

アズキハタの炭火焼き、海苔のブールブラン。本日のベストプレート。ハタの旨味と塩味とソースの酸味、海苔の風味が舌の上に溢れ、幸福感に襲われます。おかわりしたい美味しさでした。幸せ。ポーション倍くらい欲しかった、笑

肉料理

ブルゴーニュの赤。ピノノワール。果実味溢れ、舌触りは滑らか。メインのよいお供。

シャラン鴨の炭火焼き、ソース・エーグル・ドゥース。ハチミツをつかったソース。左下のニンジンのペースト、ソース、鴨を合わせると鴨とニンジンの旨味とソースの甘さが混然一体となり美味。この組み合わせよかったなー。ああ、大事なことなのでもう一回。この組み合わせよかったなー。

デセール

アルザスの白。濃厚な辛口。口触りや色は貴腐ワインのそれに近いのですが辛口です。デセールとこれを合わせるのは納得ですがこういう引き出しってやっぱりソムリエならではだなと思っちゃいます。

柿と紅玉のコンポジション、カルダモンのアイスクリーム。柿も紅玉も見た目通り品行方正。カルダモンは甘さの中にかすかにスパイシーさが残りこちらも美味。甘いけど甘ったるくないデセールって好きだなー。

ミニャルディーズ

愛知産?のみかん、カルピスのマシュマロ、イタリア?の伝統菓子。どれもおいしかったのですがまだデセールの余韻に浸っててあまり覚えてないです、笑

コーヒー。ポーションをセットして入れるタイプのマシンでしたが濃厚で美味しいコーヒーでした。下手にコーヒー淹れるよりは真空パックのポーションで淹れる方がおいしかったりしちゃうんですよね。。。このくらいの価格帯までのお店だと自分でやるよりこういったマシン導入した方がいいんじゃないですかね、という印象を経験上受けます。。。よほど自信がない限りはね。

総評

食後感は、コストの割には。。。何か予約内容通ってないし。。。って感じだったのですが、写真を見ながら記憶をたどってみると一皿一皿はかなり納得感があります。個人的な好みとして、(価格帯は違うけど)ラ・リューンみたいなわかりやすいフレンチが好きなのですがあくまで好みの問題だと思います。
ペアリングに関しては、クローニーほどの満足感はなかったですが知的で真面目な感じの組み合わせだなーといった印象です。全部が全部いい組み合わせだなとは個人的には思いませんでいた。
全体を通してみると、このお店には、このお店の良さがあるとは思うのですが同じ値段を払うなら私はクローニーを選ぶかなと思います。

デート使い

カウンター、L字ソファとこれから仲を深めようと思うカップルにはいい環境がそろってると思います。内装も洗練されてるし、間接照明やキャンドルを使って適度に薄暗い感じもあります。お金に余裕があるなら先日のカラペティ・バトゥバ!からワンランク上げてこのお店は断然ありです。
もちろん、記念日使いやちょっとしたお祝いといった用途にも十分応えてくれる度量があります。
料理もお酒も美味しいし、お金が許せばデート全般に幅広く対応してくれるいいお店です。

■予算
50,000(2名分)

■オーダー
おまかせコース(コースはこれのみ)12,000×2
白トリュフトッピング 2,000×2
ワインペアリング5杯 9,000×2
追加グラスワイン×2
ミネラルウォーター×1

■参考メニュー
おまかせコース 12,000のみ(21時以降はアラカルトあり)
グラスワイン 1,000-

■内観
カウンター:あり(4席)
照明:やや暗い
静かさ:やや静か
店員との距離:やや遠い
服装:カジュアルOK(短パン、サンダルはNG)
トイレ:きれい

■公式ホームページ
http://allie.red/

■食べログ
夜総合点(私の食べログ評価)★★★☆☆ 3.5

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