Les Enfants Gates (レザンファン ギャテ) @ 代官山

イントロ

コンセプトは以下の通り。

『「レザンファン ギャテ」は僅か24席のこだわりのフレンチレストラン。
我儘(わがまま)に育った子供たち」という店名通りの、大人の為のこのレストランでは、アール・デコとミッド・センチュリー・モダンが融合したオーナーのこだわりの空間の中で、美しい料理と時間をお楽しみ頂けます。

この度2007年のオープン時よりシェフとして厨房を取り仕切ってきた 松澤 直紀 が総指揮官となり、益々魅力的な料理になりました。

「レザンファンギャテ」のスペシャリテは、テリーヌ・コレクション。
直径10数センチの台形の中にフランス料理のエスプリを閉じ込めた小宇宙的料理です。
シェフ松澤の精密機械のような器用さとイマジネーションで、個々の素材を宝石のような美しい艶やかなテリーヌに仕上げます。

魚・肉料理、デザートに及ぶまで、芯の通った、かつ遊び心あふれる料理コンセプトにしております。
「レザンファン ギャテ」の美しいテリーヌと料理は、多くのお客様に認められ日々進化し続けていく、他では決して味わうことのできない逸品ばかりです。』
(公式ウェブサイトより。http://terrine-gates.com/concept/index.html

お洒落な空間で、お洒落で、美味しいテリーヌのコースを、ということでしょうかね。
当店は、テリーヌ(テリーヌ型に嵌めて作る料理)のスペシャリストとして名を馳せているレストラン。

今宵はどんなお皿に出会えるのでしょうか。

アペリティフ

カヴァ(スペインのスパークリングワイン)。力強い泡で青りんごのような香り。個人的には普通の好きさ。

アミューズ

紅ズワイガニとそのミソ 黒米のおこげ。チップスの塩味とカニの旨味がいい感じ。カニみそってあまり好きでなかったけどこれは美味しいな。ガーリックも入っててそれもなおよし。後、木にのってるアミューズって何か個人的にテンション上がるので好きです。どうでもいいですかそうですか。

前菜

豚肉、フォアグラ、牛肉のテリーヌ ポートワインとコンソメのジュレ マスタード 自家製ピクルス。テリーヌはしっかり旨味があり、コンソメのジュレは甘みとコンソメの旨味、マスタードは酸味を加えてくれ、主役のテリーヌと一緒に食べると至福です。

サケと何かのリエット オリーブオイル。なかなか珍しいサケのリエット。なかなかに美味しい。

パン。こちらも小麦の凝縮観がありうまし。今日は、期待できそうだ。

地鶏胸肉と豚足のテリーヌ。根セロリに千切り、アンティーブ
ピクルス、マッシュポテトと一緒に。パセリが練りこまれており、肉というよりはサラダを食べてる感じに近い。好きな人は好きな味だけど、という味覚。私は、こういうハーブ系の味を全面に押し出した料理はあまり好みませんが、まあ、好みの問題でしょう。方向性の定まった美味しい料理です。

ハーブ系のテリーヌに合わせるのは、サンセールのロゼ。桃の香りに、後味はキリリとした酸味。豚足や鶏胸肉の旨味とロゼのフレッシュな酸がきちんとマリアージュしておりました。

鴨肉のコンフィと白インゲン豆の温かいテリーヌ。パセリとトリュフのソース 芽キャベツ。
何とも、王道なうまさ。トリュフの主張は、そこまで強くなく白いんげんと鴨肉を的確に引き立てています。パセリの苦みのアクセントも〇。こういうアクセントの入れ方がレストランとして信頼できます。

ローヌの白。品種はマルサンヌとルーサンヌ。ナッツ感のある香りに、ブドウの果実感とコクを感じる味わい。ワインのコクが、鴨やインゲン、スープの旨味と整合性が取れており、こちらもこの料理にして、このワインといったペアリング。今夜はペアリングも楽しめそうだ。

スープ

バターナッツ(かぼちゃ)のポタージュ シナモン、ロックフォール、バナナ。めちゃんこうまい。今日のベストディッシュ。かぼちゃの旨味、チーズの塩味に、バナナの酸味を加えてくるところが憎い。これまで大変べたことない系統。

スープに合わせるのは、ブルゴーニュの白。品種はシャルドネ。フレッシュ&フルーティー、樽も効いており、ややコクもある。バナナの酸とスープのコクとの相性は抜群。

肉料理

ビュルゴー家産鴨肉のロティ ショコラブラン。火入れも適切で申し分のない味わい。ホワイトチョコ入りのマッシュポテトも肉汁を受け止める懐の深さがあり、この肉にして、このマッシュポテトありといったところ。

ブルゴーニュの赤。品種はピノ・ノワール。赤いベリー系の香り。繊細な感じはそこまでせず、ややどっしりとした感じの口当たりです。こちらも鴨肉の脂と旨味と渡り合う主張があり、メインとともに楽しく飲めます。

アヴァン デセール

コーヒー 栗 シナモンアイス 瞬間冷凍チョコ。栗うめー。コーヒーと合うー。

デセール

紅マドンナとフロマージュブランのテリーヌ。私の好きな柑橘品種、愛媛の紅マドンナ。それだけでテンション上がりますが、果実の素材もフロマージュブランも申し分なし。好きですこいうデセール。

ミニャルディーズ

食後のいっぷく。エクレアを葉巻に見立てるという洒落の効いた一皿。

エクレアのクリームはセルフでトッピング。奥から、野イチゴ、チョコミント、パンプキンとラム。個人的には、パンプキンとラムが一等賞。

食後には、ルイボスティー。いつもはコーヒーですが、今日は口の中をすっきりさせたくて変化球。アミューズからミニャルディーズまで走り抜けました。コースの構成もよく、よくありがちなデセールでダレるパターンもなく、連れも私もとても満足できました。

総評

味、ボリューム、プレゼンテーション、雰囲気、ペアリングのどれをとっても良い食後感でした。こちらのお店は季節ごとに来たくなりますね。料理をほぼすべてテリーヌ型に入れて、作っていますがプレゼンテーション的にそれが飽きるか飽きないかは意見が分かれるところだと思います。ただ、配色やソースなど色は様々に変わるので私は面白い趣向だなと思いました。そして、この内容でサービス料税込1人15,000で収まるのはコスパがいいと言わざるを得ません。

ワインペアリングに関して、ペアリングは平均以上だと思います。
料理の好みはさておき、料理とマリアージュするものを提供できているか?という点では間違いなくYes。
サービスに関して、サーブのテンポ、テーブルウォッチ、会話の振り方、料理の説明に違和感なくこちらも平均以上かと思います。

デート使い

こちらは深い仲になった相手と季節ごとに料理を楽しむお店としての利用が良いかと思います。カウンターはないし、静かな雰囲気のお店なので。そのあたりが気にならないのであれば渋谷までタクシーですぐなので、美味しいご飯を食べて、その後、一晩一緒に過ごすというのもありかと思います。料理のポーションが多めなので、その後も一緒に過ごすなら食べすぎに注意してくださいね。

■予算
29,000(2名分)

■オーダー
MENU La Bonne Terrine (ムニュ ラ ボン テリーヌ) (9品) 10,080 × 2
グラスワイン × 8
ミネラルウォーター × 1

■内観
カウンター:なし
照明:やや暗い
静かさ:やや静か
店員との距離:やや遠い
服装:カジュアルOK
トイレ:普通

■公式ホームページ
http://terrine-gates.com/

■食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130303/13039567/

■私の食べログ評価
夜総合点★★★☆☆ 3.5

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